クロダイ
出典: 釣り好きのための釣り百科事典 GyonetWiki
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特徴
クロダイ(黒鯛)は、スズキ目・タイ科に分類される魚の一種。
東アジア沿岸域に分布する大型魚で、食用や釣りの対象として人気がある。
岩礁帯や砂泥地帯、汽水域など幅広く生息している。
パイル周りやテトラポット、オイルバース、オイルフェンス、ゴロタ石、
カケアガリ,などストラクチャーに付くものと回遊型に分かれる。
回遊型は魚体が銀ピカのことが多く、
居着き型はその性質から魚体が黒ずんでいることが多い。
日本ではチヌ(茅渟)という別名もよく用いられる。
陸からの釣りというと、防波堤(関西では波止)、磯などからという手軽さから根強い人気がある。
そのなかでも東西を問わずに人気なのが「チヌ釣り」「クロダイ釣り」である。
雑食(悪食)で知られるが、小魚からオキアミ、カラス貝、アケミ貝、カニ、イソメ類、ボケ、カメジャコ、スイカの皮など
なんでも食べる反面、非常に警戒心が強いことでも知られている。
4~6月の産卵期には乗っ込みと呼ばれ、前後に荒食いがあることでも知られる。
そのほかにも、強い臭いや濁りが好きな魚としても有名で
台風や時化後の濁りが入ったときなどに爆釣することがある。
シーズン
年間を通して釣ることが出来るが、特に冬は深みに移動するが、夏は水深1-2mの浅場に大型個体がやって来ることもある。
9~11月くらいにはクロダイの数釣りがベストシーズンになる。
釣り方・仕掛け
ウキ釣り
釣り方は各地に様々なものがあり、関東では外房、伊豆などで盛んなコマセを使う浮き釣り。
エサはオキアミ、サナギ、コーン、スイカなど様々なものを使用する。
他にもダンゴ(集魚材)を使った紀州釣りという手法もあり、
イカダ釣りの遠投ウキ釣りといったようなスタイル。
サシエをダンゴで包み込んで遠投し、ダンゴが割れたら、ウキが海面に浮上するように調整し、
寄せたクロダイを釣る。
このとき、蓄積されたダンゴが継続的に魚を集める効果を高める。
また、手返しをよくするため、ダンゴが着底後、30~60秒ぐらいで割れるように調整するのがポイント。
理想はボラなどの魚がダンゴを突いて割ってくれるような状況が良い。
内房の沖堤でのカニエサなどでの落とし込み釣りなどが有名。
こすり釣りとも言われる。
また、東海地方での前打ち釣りも有名。
面白いのは真夏にだけ行われるスイカエサのパックン釣りなんてのもある。
いずれもいかにエサを自然に流したり、落とし込んだりするのかが重要。
また、前打ちや落とし込みのアタリはラインのフケやラインに付けた目印の変化で捉える。
後は竿1本分の感覚程度で釣り場を足で稼いで探っていくスタイル。
カケアガリや汽水域などの河口周辺で狙うブッコミ釣りもおもしろい。
ブッコミではボケやカメジャコ、イワイソメ、などのエサを使用することが多い。
スポット
北海道南部以南の
海であれば、全国どこでも見られる。
美味しい食べ方
夏から春にかけて味は安定している。
旬ははっきりしないが秋から寒い時期。
産卵期の春、初夏にかけては味が落ちると思う。刺身はタイ科の魚ならでは、くせもなく甘みがあってうまい。
また近年多量に出回っているためかフレンチでよく使われ、ポワレやムニエルなど油を使うものにもいい。
他には鍋物、汁もの、ブイヤベース、炊き込みご飯とどんな料理法にも合う。



















