かぶせ釣り
出典: 釣り好きのための釣り百科事典 GyonetWiki
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特徴
広島県の牡蠣を使った釣法で大型のチヌ、アイナメが数釣れることから広島県下で人気のある釣法。
主な釣り場は筏やカセからだが波止や護岸からも実績があり様々な場所で楽しむことができる。
魚種
比較的釣れる魚は大型。
良く釣れる魚
チヌ(クロダイ)、アイナメ、コブダイ、カワハギ(ウマズラハギ)、イシダイ、グレ(メジナ)、ベラ(キュウセン)など。
稀に釣れる魚
カレイ、シロギス、マダイ、アコウ(キジハタ)、タコ、メバル、スズキなど。
シーズン
餌に牡蠣を使うため食用の牡蠣と同じ冬場が主なシーズンとなる。
10月から6月いっぱいが釣りのできるシーズンで、イガイ(ムラサキイガイ)を使えば夏場でも釣る事ができる。
釣り方・仕掛け
筏・カセ
筏やカセからのかぶせ釣りは手釣りか筏竿(1.3~1.8m)を使った釣りとなる。
この場合はダンゴと同じで道糸、ハリスはフロロの1号前後の通し。
針はチヌ針の3~5号でガン玉やオモリは一切付けない。
波止・護岸
波止や護岸からは筏竿(1.5~2.1m)を使い、道糸はナイロン(色付き)の2号~5号、ハリスは1.5号~5号を使用する。
慣れてくればフロロもしくはナイロン(無色)を通しで使用してもいい。
針はチヌ、アイナメを狙う場合はチヌ針の2~5号。
コブダイを狙う場合は伊勢尼かグレの10号以上を使う。
イガイを餌にする場合は、沈下速度が遅いのでナス型おもりの1~3号をクリップで殻に付ける事がある。
これは流れ対策であるので、できるだけ使用しないほうがよい。
この際、クリップはラインに1号程度のハリスで繋ぐこと。
チヌの釣り方
タックル チヌは筏竿(1.5~1.8m)に道糸:ナイロン2~3号、ハリス:2~3号。
チヌ針3~5号が基本となる。
リールは筏用の両軸リールか小型のスピニングリール。
ポイント・アタリと合わせ
ポイントは筏、カセ、波止、護岸と様々な釣り場で狙うことができる。
比較的沖で当たるので遠投するのがいい。水深があれば足元でも食ってくる。
アタリはコツやフワッといった小さい当たりが多い。
大型は着底直前か直後にフワッと穂先を浮かせるアタリがあるのですかさず合わせを入れる。
アイナメの釣り方
タックル
チヌと基本は同じだがもう少し太仕掛けでもいい。針はチヌ針の2~4号。
ポイント・アタリと合わせ
ポイントは筏、波止、護岸などが主で捨石が入っていればどこでも釣れる。
足元で当たることが多いが沖でも食ってくる。
アタリはコツッとしたものが多く冬季は「合わせ損ねると二度と当たらない」ということもあるので集中するように。
アタリがあれば間髪入れずにあわせる。
コブダイの釣り方
タックル
筏竿の1.8~2.1mか船竿の穂先を筏竿のように削った物、ヘチ竿などを使用する。
70オーバーを狙うときは比較的、胴まで乗る竿の方がライングレイクが防げる。
しかし、強引に寄せることが難しいのでラインとのバランスを良く考えて選択すること。
リールはレバーブレーキ付きスピニングリールの2000番~3000番(ドラグ付きは不可)。
もしくは筏用両軸リールを使う。レーバーブレーキの方が慣れると楽である。
道糸、ハリスはフロロの3~5号を通しで使用する。
針は伊勢尼かグレの10号以上。マダイ針でもいい。
大型の居る場所ではグレ針やマダイ針を使った方が無難である。
チヌ針は伸ばされるので不可。
ポイント・アタリと合わせ
ポイントは波止か護岸で捨石のある場所で底が粗い場所がいい。
水深があれば足元、浅ければ遠くを釣る。10m以上ある場所は良型が多い。
アタリはコツッやコーンといったはっきりしたアタリが出る。大型はその後、フワッと穂先を浮かせる。
向こうあわせでも掛かるがこちらから合わせて先手を取るのがいい。
やり取り
合わせた後は一気に走ることが多いができる限りラインを出さないようにする。
のされかけたときだけレバーを緩めて体制を立て直す。(そのままラインを出すのはNG)
体制が整えばできるだけ早く底を切る。
少しでも底を切れば横に走るので一緒に走ってついて行く。
できればこのとき魚を頭から引っ張るようにすれば早く浮かせることができる。
ある程度浮けば後はポンピングで浮かせタモ入れをする。
大型は中層でも突っ込むので、波止や護岸の壁に擦られないよう竿を前に突き出して耐える。
カワハギの釣り方
タックル
竿は筏竿の1.3~1.5mを使う。
リールは小型スピニング、筏用両軸のどちらでも良いが、中層であたるウマズラハギが多い場合は筏用両軸のほうがあたりが取りやすい。
ラインはナイロンかフロロの2~3号で通し。風が無ければPEラインの1号前後でも良い。
針はチヌ針の2~5号。
ポイント・アタリと合わせ
カワハギは底付近で、ウマズラハギは中層~底で当ることが多い。
ウマズラは見えることもあるので、上から見て釣ろうとする人が居るが、それでは掛からず、底付近まで落とした方が良型を釣ることができる。
どちらもフワやコツといったあたりで、手元まで来ることはほとんど無い。
活性が高かい時はかなりあたるので、どのあたりが喰いあたりかを見極めるのが難しい。
牡蠣は小さ目を使い、針に身が纏わり着くような感じで餌をつける。
牡蠣の露出部分も最小限にする。
コツ
チヌやアイナメ、カワハギ、イシダイはアタリを取るのが最初は難しいが何度か釣行しているうちにわかるようになる。
チヌはラインを送ってもやり取りができるが、アイナメとコブダイはラインをできる限り送り出さないようにする。
コブダイは底を切って横に泳ぐようになると取り込める確率がかなりアップするが気を抜かないように。
釣り場
様々な場所で釣る事ができる。
波止や護岸は干潮時に足元で4m以上あれば釣りになる。
捨石の向こうが深ければ足元が浅くても釣りになる場合がある。
チヌは比較的遠くで、コブダイとアイナメは足元で当たる傾向があり、場所によって魚の着く場所が変わるので何度か通うことが必要となる。
その他
釣れる魚が大型なのでタモ網(50㎝枠)は必ず用意するように。
牡蠣を入れるバケツかバッカン、牡蠣を取るときと割るときに必要なトンカチ(片側がミノのように平たくなっているもの)、
くぎ抜き(牡蠣を取るのに使う)、クーラー(椅子兼用)、スカリかストリンガー(大型コブダイはイシダイ用のワイヤーストリンガーを使う)が必ず必要。
マキエの牡蠣を撒くヘラ(プラスチック製)も必要。
水汲みバケツ、ペンチもあると便利である。
外部リンク
広島発・波止からのカキかぶせ釣り入門 カキの取り方や付け方、基礎知識はこちら
かぶせ釣りをバイキング筏44で楽しむ チヌやコブダイを獲るためのノウハウはこちら












