竿

出典: 釣り好きのための釣り百科事典 GyonetWiki

「並継ぎのヘラブナ竿」 DAIWA ヘラ竿 荒法師 武天(あらほうし むてん)
「並継ぎのヘラブナ竿」 DAIWA ヘラ竿 荒法師 武天(あらほうし むてん)
竿(さお)とは、釣りをする際に使用される細くしなやかな棒状のものをいう。

直径5センチ前後の筒状で、先に行くほど細くなる。長さは数十センチ程度から7メートル程度と幅広い。

釣り竿ロッドともいう。細くなった先端にをつけ、その糸(道糸)にウキ錘(オモリ)などを取り付けて釣りをする。

リールを取り付けて使用する場合も多々ある。


竿は釣りにおいて重要な役割を持ち、竿によってを操り、ポイント仕掛けを投入したり、

仕掛けを遠くに飛ばしたり、魚が掛かった際に糸を切れにくくしたり、掛かった魚を操ったりする。


竿にはグラス繊維製、炭素繊維(カーボン)製、竹製などがある。

また、竿を数分割し、根元へ仕舞い込める「振り出し竿」、二つないし三つに分割し、使用する際につなぎ合わせる「並継ぎ竿」、

一本そのままの「ワンピース(一本竿)」がある。

更に、用途によって様々な種類の竿が存在し、魚一種・釣り方一種につき竿一種といっても過言ではない。

また、一種の竿の中にも、長さ、硬さ、調子ガイド位置、リールシート位置の違うものがあり、更に細分化される。


明治期以前の日本では、主に竹を主材として作られた竿が多く、竹竿と呼ばれる。

明治期以降になると海外からリールが伝わり、それに伴い竿も変化した。

リールを取り付けて使用する竿には、リールを取り付ける台座(リールシート)と糸を通すガイドと呼ばれる、主に金属製の部品が取り付けられる。

また、科学・工業の発達とともに、竿の素材に丈夫で粘りのあるグラス繊維製のグラスロッド、更に丈夫で軽い炭素繊維製のカーボンロッドが使用されるようになった。


近年ではほぼ炭素繊維製の所謂、カーボンロッドの使用がその大半を占めている。

しかしながら、昔ながらの竹製の竿を愛用する者もおり、渓流釣りやヘラブナ釣りをする者に多く見受けられる。

また、主にフライフィッシングをする者に、海外の竹の亜種を使用した竿を愛用する者も存在する。

概して、前者の物を総じて「和竿(わざお)」と呼び、後者の物を「バンブーロッド」と呼ぶ。

前者の和竿は数十万円、時には百万円を超える高価な物も存在する。


竿はキャストする際など、大きく振りかざすことが多く、悪天候時などは落雷の危険がある。

特に近年多く使用されているカーボンロッドは、通電性が非常に良く危険である。

雷が鳴ったり、注意報などが出ている際は釣りを直ちに中断、もしくは釣行を中止すべきである。


竿は釣りにはなくてはならないものであるが、竿を使用しない釣りもある。→手釣り


関連項目

カーボンロッド

グラスロッド

竹竿

バンブーロッド

和竿

振り出し竿


関連項目

釣りの六物


外部リンク

以下のサイトに参考画像あり。

ダイワ精工株式会社・フィッシング

SHIMANO

がまかつ