サケ

出典: 釣り好きのための釣り百科事典 GyonetWiki

このページでは、日本で一般的に「サケ」と呼ばれている「シロザケ」について 説明しています。(以下、「シロザケ」を「サケ」と記す。)

また、ここでの生態や釣りについての記述は主に北海道でのサケについて述べています。

※注意~北海道内に於いても条例によりサケの採捕(釣りも含む)に関して規制があります。これに違反すると厳しい罰則が与えられます。本文中の注意点を必読してください。

また、次のリンクも参照するようお願いいたします。サケ ますに関する規制












目次

サケ(シロザケ)

サケ目(Salmoniformes) サケ科(Salmonidae)

学名 :Oncorhynchus keta

英名 :chum salmon, dog salmon

別名 :秋鮭(あきさけ)、秋味(あきあじ)、時不知(ときしらず)、ブナザケ、

     ほっちゃれ、メジカ、鮭児(けいじ)

アイヌ語名:カムイチェプ、シベ、イペ


特徴

一生を終えたサケ
一生を終えたサケ
サケは川で生まれ、海で成熟する淡水魚遡河回遊)である。

また、母川回帰性に優れ「サケは生まれた川へ帰って来る」ことで広く知られている。

生態については、9月~2月(概ね10月)に産卵し、約2ヶ月で孵化する。孵化した稚魚は翌年春頃に川を下りはじめ、初夏の頃沖合いへと移動する。その後はオホーツク海へと移動、2年目にはベーリング海へ達し前年以前に生まれたサケと合流する。それから2年~6年間はベーリング海とアラスカ湾を行き来しながら生活する。産卵から数えて2年~8年(約70%は4年)後の夏にベーリング海を出発し、その年の秋に日本沿岸へ到達する。日本沿岸に到達したサケは数日間、遡上河川河口付近に溜まり順次遡上を開始する。海から川へ入るタイミングは、主に増水時の夜間が多いとされる。川へ入ったサケは産卵場所である上流域へと遡上をはじめ、一日平均約20km移動する。日本では、北上川や石狩川などの長大河川において、遡上開始から産卵までに200km以上遡上する固体もある。また、世界においてはアムール川、ユーコン川などで1000~2000キロメートル遡上するものもある。産卵場所へたどり着いたサケは川底の小石、砂利等で産卵床を作り、産卵・放精を数回繰り返したのち数日のうちに死亡し一生を終える。


形態

概要

降海直後の稚魚
降海直後の稚魚
孵化した稚魚は卵黄嚢(-らんおうのう)を持ち、腹に大きな袋が付いた形態をしている。成長と共に卵黄嚢は消え、サケ科に特徴的なパーマークが6~14個現れる。

降海期になると、パーマークは消え全身が銀白色へと変化する。(スモルト化、銀化-ぎんげ)

海洋生活期には背は青黒色、体表は銀白色、腹は白色になり、他の海洋生活期の(又はスモルト化した)サケ科とほとんど見分けがつかなくなる。

婚姻色で鼻曲がりのオス
婚姻色で鼻曲がりのオス
サケ科の特徴的形態は産卵期にあり、この時点で明確に種類を特定できる場合が多い。サケにおいてもこの時期、形態の変化が顕著に現れる。体は黒ずみ、体表に赤・黄・紫色の斑模様が現れ、婚姻色となる。これを一般に「ブナ」と呼ぶ。オスは上顎が発達し、所謂「鷲鼻」状となり、「鼻曲がり」と呼ばれる。メスについては、オスよりも婚姻色が薄く「鼻曲がり」にはならない。

産卵間近になると白色がかった個体を見ることができるが、これは抵抗力が弱くなった為に細菌などに感染した為である。

成体での体長は平均65~75cm、体重2~5kgである(4年魚での平均)。メスはオスよりもやや小さい場合が多い。また、大きい個体では体長85cm以上、体重8kg以上になるものもある。ただし、1mを超えるものはほとんどない。






画像でみる雌雄の形態

オスの頭部                 メスの頭部                 オスの脂鰭                 メスの脂鰭


上画像のように、二次性徴とともにオスの頭部は大きく上下の顎が飛び出し「鼻曲がり」となる。メスは曲がらないかオスほど顕著ではない。写真のメスは全く曲がっていない。また、脂鰭(あぶらびれ)はオスの方が大きくメスは小さい。

※上4つの画像は下記リンクをクリックすると、このwiki内にある元画像(大きな画像)を見ることができます。

オスの頭部メスの頭部オスのアブラビレメスのアブラビレ


生息域

※ここでは日本での生息域を記述。

ベーリング海から回帰したサケは北海道オホーツク海で分岐し、「太平洋周り」とそのままオホーツク海を北上し宗谷岬を経て日本海を南下する「日本海周り」に分けられる。大部分のサケは北海道の各母川に回帰し、残りのサケはそのまま日本海を南下、太平洋周りの一部が津軽海峡を横断して日本海へ、残りの太平洋周りのグループはそのまま太平洋を南下して本州の各母川へ回帰する。

日本海の南限は山口県、太平洋の南限は利根川とされる。


シーズン

襟裳岬以東の太平洋が最も早いとされ、早いもので7月下旬には釣果の第一報が聞かれるが8月の第二週目あたりからが本格的なシーズン・インである。その直後にオホーツク海沿岸がシーズン・インする。

日本海沿岸はやや遅く、9月の中旬からが盛期である。

北海道に於いて最も遅い盛期を迎えるのは噴火湾(正式名称「内浦湾」※以降「噴火湾」で統一)である。これは噴火湾の水温が高い為と推察される。盛期は11月。

北海道の各所に於いて盛期を過ぎても翌年1月頃まで少数ではあるが釣ることが出来る。



釣り方・仕掛け

代表的な釣り方に「ぶっこみ」と「ウキルアー」がある。その他にも、「ふかせ」「垂らし」、そして一般的なルアー釣りがある。近年では「フライ」で釣る者もいる。

※ここでの「一般的なルアー釣り」とは「ウキルアー釣り」との混同を避けるため、敢えて「一般的な」と付け加えています。「一般的なルアー釣り」とは通常日本各地で行われているルアー釣りの事を指しています。

詳細は以下の通り


ぶっこみ

ぶっこみ用フロート仕掛け
ぶっこみ用フロート仕掛け

所謂「投げ釣り」のことである。稀に「ぶちこみ」と言う者もいる。→ブッコミ釣り

仕掛けに重い三角錘を付けて海中にどぶんと投げ込み、あとはアタリを待つだけで「海中にぶっこんでおく」ということから「ぶっこみ」と呼ばれる。北海道では「ウキルアー」と並んで最もポピュラーな釣り方である。

仕掛けについては釣り具量販店などで完成品として販売されている物から自作の物まで多種に及ぶ。しかし、どれも基本的な作りは同じで各社・各自、改良を加えた物となっている。

基本的な作り

長さ80~100cm、10~13号程度のナイロンラインの上下にサルカン又はスナップ付きサルカンを結び、中ほどにYピン(もしくはトンボピン又はその機能を持つ物)を付け、Yピンの先に長さ20~30cm、8号程度のナイロン又はフロロカーボンのハリスを結ぶ。ハリスにはフロートタコベイトを通しその先にアキアジ針を結ぶ。

フロート

フロートとタコベイト
フロートとタコベイト
直径6mm程度、長さ6cm程
30号の三角錘
30号の三角錘
度の円柱状の発泡スチロールにカラーテープを貼り付けた物。太さ、長さ、硬さは使用者によって異なる。また、カラーテープも多くのバリエーションがあり赤、青、シルバーなどの基本的カラーからラメ、蛍光色、夜光と様々である。

タコベイト

ビニール系で出来たイカの様な形態をした物。大きさ、カラーバリエーションは多彩。基本形は赤。

ぶっこみ釣りの様子
ぶっこみ釣りの様子
アキアジ針

アキアジ針には小(S)~大、特大(L、LL)まであり、形状もF型やひねり等のバリエーションがある。中には「ひねりすぎ」などというものもある。

錘(オモリ)は主に三角錘を使用し、30~40号の物が一般的である。

餌については、「サケは産卵期に入ると餌をとらない」と言われてきたが、最近になって少なくはあるが餌をとるということがわかってきた。しかしながら、「餌をとらない」と言われていた時代からサケ釣りには餌を使用しており、このぶっこみ釣りにおいても餌を使用するのが一般的である。ただし、たまにではあるが餌なしでも釣れるのは事実である。

一般的な餌はサンマイカソーダカツオ等である。いずれも短冊状に切った物をつける。生のまま使用してもよいが、塩で締めてから使用するとキャスト時の身切れが少なく、海中での餌持ちが良い。イカは食紅で赤く染めた物がよく使用される。中にはにんにくやカツオの内臓に漬け込んだ物を使用する者もある。

釣り方

ぶっこみで釣れた鮭
ぶっこみで釣れた鮭
通常、4.5mの投げ竿、5000番程度の大型スピニングリールに8号程度のナイロンラインを巻いて、上記の仕掛けをセットし餌を付けて海中に投げ込む。投げ込むポイントや距離は場所によって様々ではあるが、概ね30m程度である。

竿は突き刺し型の竿立てに、ほぼ垂直にセットする。これを1.5~2m程度の間隔で5本ほど投げ込むのが一般的である。

仕掛けが海中でたるまないよう、ラインを張る。ラインが張らないようであれば錘を重くするなどの処置をする。

アタリは大小あるが、大きく明瞭なアタリが多い。アタリが来た場合、大きくアワセて竿を立てて巻き上げる。この時、ラインをたるませるとバラシにつながるので注意する。また、アタリが来ているのを知らずに放っておくと、竿がそのまま海中に引きずり込まれ紛失という結果になる場合もあるので注意されたい。





ウキルアー

ウキルアーで釣れたサケ
ウキルアーで釣れたサケ
サケのルアー釣りにおいて基本
ウキルアー仕掛け
ウキルアー仕掛け
的になるのが「スローリトリーブ」で
スプーン各種
スプーン各種
ある。3000番~4000番のスピニング
フックを装着したタコベイト
フックを装着したタコベイト
リールであれば、2
ウキ各種
ウキ各種
秒弱でハンドル一回転という超スローリト
シーズンイン直前、日本海でのウキルアー釣りの様子
シーズンイン直前、日本海でのウキルアー釣りの様子
リーブである。この場合、サケ釣りで一般的に使われる30~40gのスプーンを引くと海底を常に引きずってしまう事になり、バイトするどころか根掛かりが多発する事となる。そこで考案されたのが「ウキルアー」である。発祥は北海道南部、函館地方であるとされる。

仕組み

1.5m程度のナイロンもしくはフロロカーボンのラインに中通しウキをセットし、タコベイト付きスプーンにソーダカツオ等の餌を付けてキャストする。この時、ウキ下を1mほど取る。ルアーはウキの浮力により底へ沈まず、またウキ下を取ることで一定の深さを保つ事になりこれによって超スローリトリーブが可能になる。

ロッド

ロッドは11ft~13ftのミディアムアクションが一般的である。ウキルアーの仕掛け自体が長い為、あまり短いロッドを使うとキャストしにくいし飛ばない。また、「長い仕掛け+大きなウキ+重いルアー」であるが為にキャスト時にやや溜めが必要になり、極端な先調子のロッドは使いづらい。ロッドの硬さについては、硬すぎるとバラシやラインブレイクが起こりやすく、柔らかすぎるとキャストしにくい。

リール

リールは3000番~4000番のスピニングリールが一般的。ドラグ性能の良いものを選び、ハンドルはパワーハンドルが使いやすい。

ライン

ラインはナイロンかPEラインを使用するのが一般的である。ライン号数はその人の技量によるが、下はナイロンラインで2号程度、PEラインで8ポンド、上はナイロンラインで6号程度、PEラインで30ポンド程度である。通常、ナイロンラインで4号、PEラインで16ポンド程度を使用する場合が多い。巻き量はナイロンライン・PEライン共に150mほど巻けば良い。

尚、北海道に於いてウキルアー釣り(その他のサケ釣りにも共通)をする場合、混雑している場合が多く、細いラインを使用するとサケが釣れた際、周辺の釣り人とライントラブルが起きやすいので技量がある方でもワンランク太いサイズのラインをお勧めする。

仕掛け糸

フロロカーボンラインの8号程度。ナイロンラインでも良いが高切れしやすくなる。長さは1.5m程度。

中通しウキ

全長20cm前後の発泡スチロール製のウキ。中通しタイプで、表面に蛍光色の黄色・赤色が塗られている場合が多い。浮力は40gが一般的であるが、ルアー(スプーン)が40gだったとしてもそれに付属するタコベイト・餌で40g以上の重さになるので注意が必要。特に餌の大小によりほとんど海中に沈んでしまう場合もある。但し、ここで使用するウキの本来の目的はタナを取ることと目印代わりであり、ウキの浮き沈みによってアタリをとるものではないので多少沈み込みがあっても、さほど気にする必要はない。

形状は円柱で上下の先端がやや円すい状になっているものがほとんどである。中には飛距離を出す為に、先端部に鉛を仕込んだり矢羽状に自作、改造した物もある。

ウキを付けることによって飛距離が落ちるように思われがちだが、風などの状況によってはウキを付けた方が飛距離が出る場合も多々ある。

タコベイト付きスプーン

釣り具店で販売されている、ウキ・スプーン・タコベイト・フックがすべてセットになっている完成品やウキルアー用スプーンとして販売されている物は、最初からスプーンにフック付きタコベイトがセットされている物が多い。しかし本来は、スプーン、タコベイトそれにフックはそれぞれ単体で購入し組み合わせるものである。但し、タコベイトとフックはウキルアー釣り用として最初からセットされて販売している物が通常であり、ほとんどの人がこれを購入し使用している。

スプーンは30~40g、定番カラーは赤色、青色で、それに黒色点やストライプなどが入る。

タコベイトはぶっこみ釣り同様、赤色が定番である。

フックはアキアジ針の小(S)サイズ~大(L)サイズの物をPEラインで結び、更にダブルフックとしたものが一般的である。前述した通り、これをタコベイトにセットして販売されている。

スプーン、タコベイトは都度、状況に応じて組み合わせを変える事が望ましい。

このウキルアー釣りで特徴的かつ特異的な事が、ルアーに餌を付けるということである。餌はぶっこみ釣り同様、サンマ、ソーダカツオ、イカ等となる。当然ながら餌を付けなくても釣れるが、餌の有無で釣果に差が出る。

釣り方

上記の物をセットし、キャストする。キャスト後は超スローリトリーブ。

アタリは特有で、最初に「コツ、コツ」や「ゴツ、ゴツ」と、ゆっくりとした前アタリが1~3回、時には数十回あり、その後「グー」といったような重くゆっくりとした引き込みがありヒットとなる。この時重要になるのが、前アタリでアワセたり、リトリーブを止めてはいけないということである。前アタリでアワセたり、リトリーブを止めた時点でサケが逃げてしまう為である。サケルアー釣りでは向こうアワセが基本となる。

着水直後から前アタリがあり、その後延々と前アタリが続き足元でようやくヒットということも多々あるので最後まで気を抜かないよう注意されたい。






ふかせ

所謂ウキ釣りの事で、仕掛けを潮流に乗せて海中を漂わせて釣る釣り方である。ぶっこみやウキルアーほどではないが、サケ釣りの代表的な釣り方である。

竿

ふかせ仕掛け
ふかせ仕掛け
磯竿3号、長さ5m超のものが一般的。

リール

ウキルアーと同様のもの。

ライン

ウキルアーと同様のもの。

仕掛け

道糸に円すい遠投ウキ1号(もしくは棒ウキ)を通し、サルカンを結ぶ。サルカンにハリス3~4号を1メートル前後を結び、ふかせ針15号前後にタコベイトをかぶせ結ぶ。

釣り方

上記の物をセットし、ぶっこみ・ウキルアー同様に餌を付けてキャストする。

あとは潮流に乗せて漂わせる。ラインは張りすぎず、たるませすぎずが基本。ふかせ釣りの場合、アタリが明確ではない場合が多いのでしっかりとウキの動きを見る事が大切である。




垂らし

主に北海道東部の太平洋岸の港で盛んに行われている釣りである。港に回遊してきたサケを岸壁から仕掛けを垂らして釣る。

道具や仕掛けについてはふかせ釣りと同様のもので構わない。必要なものは、港の車輪止め等に固定できる竿掛け、もしくは竿尻をしっかりと固定出来る物とタモである。竿尻をしっかりと固定していない場合、サケが掛かった際、竿ごと海中に転落してしまう恐れがある。また、タモを携帯していないとサケを引き上げる事が出来ない。

竿は5本程用意するのが一般的である。



ルアー

ミノーの高速リトリーブで釣れたオスのサケ
ミノーの高速リトリーブで釣れたオスのサケ
近年、ミノー等でサケを狙う人が増えてきている。「サケミノー」などと呼ばれる。
ミノーで釣れたサケ
ミノーで釣れたサケ
道具やラインシステム等については他のトラウトフィッシングと大差はない。ロッド・リール・ライン・ルアー・ラインシステム等は人それぞれであり、多種多様であるが一例として

ロッド「10ft ミディアムライト」

リール「3000番」

ライン「PEライン 16ポンド 150m」

ラインシステム「ダブルライン80cm ショックリーダー ナイロン8号 50cm」

ルアー「ミノー 赤金 24g ミディアムシンキング」

などである。

ウキルアー同様、スローリトリーブが基本となるが条件によって通常の速さ、高速リトリーブの方が釣果があがる場合もある。しかしながら、トゥイッチジャークなどのアクションは良くないとされる。

また、ミノーに限らず様々なルアーで釣る事が出来る。当然の事ながら餌はいらない。










フライ

ルアーと並び近年フライでサケを狙う人が増えてきた。あまり混雑しない釣り場を選ぶ事をお勧めする。


※フライは書きかけの項目です。詳しい方、加筆をお願いします。



コツ

北海道に関して言えば、北海道では河川内でのサケマスの採捕は禁止されている為、海でしか釣ることが出来ない(※一部河川を除く)。

サケは回遊魚である。故に回遊から外れると一切釣れないのは言うまでもない。昨日までそこにいたサケが一夜のうちにすべて遡上してしまう事もある。つまり、サケを釣るにおいてサケが岸寄りしているということが大前提となる。

よく釣れる時間帯は早朝>夕方>夜間>昼となる。岸寄りしている場所を左記の時間帯で狙うことが第一のコツと言えよう。


コツという訳ではないが、長さ6~7m、直径50cm以上のタモ網を常時携帯する事をお勧めする。


釣りスポット

北海道全域の河口周辺と※一部の河川内。本州の※一部河川

※全国の一部河川に於いて「サケマス有効利用調査」が行われている。これは、届出を出すことによって一定期間内、各自治体が指定した河川及びルールに従った上で指定河川内で調査という名目でサケ・マスを釣る事が出来るものである。(下部リンク参照)

北海道の主なサケ釣りスポット

古平川河口(古平町)、見市川河口(八雲町)、知内川河口(知内町)、長万部川河口(長万部町)、黄金海岸(伊達市)、竹浦海岸(白老町)、歌別港(えりも町)、十勝港(広尾町)、大津港(豊頃町)、釧路西港(釧路市)、知床周辺(ウトロ、羅臼町)、網走港(網走市)、紋別港(紋別市)、浜益川河口(石狩市)、他多数。

本州の主なサケ釣りスポット

書きかけの項目です。詳しい方、加筆をお願いします。


注意点

サケ釣りには注意する点がいくつかあるので留意して頂きたい。

条例による規制

全国の各自治体によりサケ・マス採捕に関する条例が定められています。

北海道

サケ・マスに限らず遊魚者が行える漁法は以下の通り

○竿釣り及び手釣り

○たも網(たも口・たも長40cm未満に限る)

○従手による採捕

サケ・マスにおいて禁止されている漁法

引っ掛け針(かぎ針、ギャング針)で引っ掛けて釣る方法。所謂「引っ掛け釣り

これに違反した場合は北海道内水面調整規則第23条の項目違反に該当し、6月以下の懲役若しくは10万円以下の罰金となる。

古平川河口の標柱
古平川河口の標柱
サケ・マス採捕禁止区域内での採捕(密漁)
さけ・ます捕獲禁止区域の説明看板.JPG
さけ・ます捕獲禁止区域の説明看板.JPG


サケの場合、水産資源保護法により懲役1年以下、罰金50万円以下。悪質な場合(販売目的、常習など)、懲役3年・罰金200万円以下となります。


禁止区域について

河川内(一部を除く)・河口周辺。サケ釣りをするにあたって特に重要になるのが河口周辺の禁止区域です。ほとんどの河口には以下のような規制が設けられています。

例:石狩川

河口(左海岸1000m 右海岸1000m)

沖合(2000m)

期間(5月1日~11月30日)

これは、石狩川に於いて5月1日から11月30日の間、河口左右海岸1000m、河口から沖合い2000mの範囲はサケ・マスを捕ってはいけないという意味である。

各河川の河口には標柱が立っており、左河口と右河口の標柱を直線で結んだ線より河川側が河川内となる。また、上記のように左右岸に区域規制がある場合は河口標柱から規制距離分(例えば100mならば100m先)の所に距離規制の標柱が立っている。

これに違反した場合、上記の罰則が与えられるばかりか釣り道具は全て没収となる(車等に積んである物も全て)。こうした違反への取り締まりには私服警官が取り締まるケースが多い。毎年多くの釣り人が検挙され、見せしめの為、新聞やテレビなどで大きく報道されることもしばしば見受けられる。

(河口規制等に関しては下部リンクを参照)

マナー

北海道のサケ釣りで大変よく見られるのが場所の占拠である。これは、数日から長いもので数ヶ月間に及んで特定の場所を占拠する行為で、占拠している者が釣りをしているしていないに関わらず他の者の入場を一切受け入れないというものである。中には暴力事件にまで発展する事例もある。海岸は国民共有の財産である。そのような行為は非常に迷惑であり、遠方から楽しみにやって来た者が何も出来ずに帰るというような事も起こりうる。

譲り合いの気持ちを持ってサケ釣りを楽しんでもらいたい。

事故

サケ釣りの季節は秋ということもあり、台風の多くなる季節でもある。北海道の場合でも上陸せずとも大なり小なりのうねりが到達する。サケの群れに夢中になる余り、大きな波に気が付かず波にのまれて命を落とす人が毎年あとを断たない。気を付けるのはもちろんの事、ライフジャケットを装着るよう心がけたい。

また、サケが釣れた際、針を外そうとした途端、サケが暴れて手などに針が刺さる事故が見受けられる。。サケ釣りで使用されるアキアジ針は大きく丈夫な物が多い。アキアジ針はペンチでも切りにくく、刺さると容易に抜けにくい。サケから針を外す際はペンチなどを使用するよう心がけたい。

寄生虫

サケを食すときに気をつけたいのが寄生虫である。

サケに寄生するものには、シーライス(海ジラミ)・アニサキス幼虫がある。稀にサナダムシも寄生する。以下は特に多く寄生するシーライス(海ジラミ)とアニサキス幼虫について記述する。

シーライス(海ジラミ)

魚体内に寄生するものではく、体表、主に腹部及び尾部に付着する。目視で容易に確認できる。形状はおたまじゃくしを扁平にしたようなもので、大きさは直径2~5mm程度、長3mm~1cm程度である。見つけ次第、包丁などでそぎ取る、指で剥がし取ることなどで対処できる。特に害はない。

アニサキス幼虫

サケ体内に寄生し、これを食すと人体に甚大な影響を及ぼす。他のシーライス(海ジラミ)やサナダムシに比べ、はるかに寄生確率が高く、サケ一尾に対する寄生数も多い。

形状は直径0.5mm以下、長さ1~4cm程度の糸状で白色もしくは半透明。目視で確認するのは非常に困難。

主に寄生部位を刺身などで食した際、人体内に入り込む。症状は激しい腹痛及び胃痛が数日間続き、稀に腸ねん転を引き起こす。その痛みは七転八倒と形容される。

予防策としては、冷凍、加熱による殺虫が効果大である。特に刺身で食す場合は24時間以上の冷凍が望ましい。サケに「ルイベ」(刺身にする部位を一度凍らせて、それを半解凍させて薄く切って食す)という調理法を用いて食すのはアニサキスへの対処法であるとされる。→詳しくはアニサキス参照

※書きかけの項目です。本州のサケ釣りについての注意点の加筆をお願いします。



その他のマメ知識

事実

日本にもどるサケの90%は人工孵化のサケである。

サケの稚魚を港に放流すると港にもどってくる。港はもどってきたサケの釣り堀状態となり、毎年サケ釣り大会が行われる港がある。

サケは白身魚であり、身が赤いのは餌であるヨコエビ等の色素が沈着した為である。

日本でよく食べられるサケはシロザケという種類で、英名「チャム サーモン(chum salmon)」「ドッグ サーモン(dog salmon)」と言い、アラスカ地方などではシロザケの価値が低く犬の餌にするからこう呼ばれるという説と、二次性徴後(遡上後)の特にオスの歯が犬の歯、いわゆる犬歯に似ることからこう呼ばれるという説がある。

オカルト

バラシた日は釣れない

あきらめて帰ると群れが来る

第一陣の群れが接岸する前にオスだけの小さな群れが偵察にやって来て、安全確認をして後続の群れに何らかの手段を使って知らせる

底を狙うとメス、表層を狙うとオスが釣れる


関連項目

カラフトマス

ニジマス

ヒメマス

ブラウントラウト

サクラマス

アメマス

マス

サケとナスの甘酢あんかけ

サケのクリームペンネ

サケとイクラの親子ごはん

サケの辛味ムニエル・ドレッシングかけ

マダラとサケのボルシチ風

サケの辛み炒め



外部リンク

サケ釣りに参加しよう!(サケ有効利用調査を行う河川)

サケ ますに関する規制

河口付近等におけるさけ・ます採捕禁止区域一覧(第42条関係)


※加筆願いの項目についてはノートをご覧ください。