【カンパチ】

カンパチは、スズキ目アジ科に分類される魚。

特徴

体高が高く、体が側扁し、頭部左右に黒帯が入っている。
姿形はブリヒラマサに似ているが、1.5~2mにまで成長する。
この帯は幼魚期ほど鮮明で、同様に体側に黄色い帯が入るブリの幼魚とも区別ができる。
成魚は赤紫色を帯びる。
近縁のヒレナガカンパチとは背ビレと尻ビレの先端が長く伸びない点と、成魚の尾ビレ下部の先端が白くなることなどで区別できる。
産卵は春から秋にかけて南日本海域で行う。地方名はアカハナ、アカイオ、アカバネ、ショッコ、ショウゴ、シオなど。
正面から見ると、目の間に黒っぽい八の字の紋様が見えるため、カンパチと呼ぶと言われている。
以下、出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
模様は幼魚期に顕著に現れるほか、興奮したり、釣り上げられ暴れている時などにも浮かぶ。
出世魚であり、地域・大きさによって呼び名が変わる。
* 35 cm以下の幼魚を、ショッコ(汐っ子)
* 35-60 cmのものを、シオゴ
* 60-80 cmのものを、アカハナ
* 80 cm以上のものをカンパチと呼ぶ。
関西では、
* 60 cm以下を、シオ
* 60 cm以上のものをカンパチと呼ぶ。
稚魚はモジャコ(藻雑魚)と呼ぶ。

シーズン

7~11月。

釣り方・仕掛け

カッタクリ釣り、寄せエサ釣り、大物は生きエサを使った泳がせ釣りなどで狙う。
他にもルアーフィッシングも盛ん。
30kgを超えるものはムロアジなどのエサを使った泳がせ釣りが有名。
ルアーフィッシングも効果的でメタルジグを用いたバーチカルジギングで狙う。
そのほかにもミノーでも狙うこともある。
5kgまでの小型をバケを用いたカッタクリ釣りで、10kg前後の中型をオキアミを用いた寄せエサ釣りで狙う。
小さな群れで行動し、仲間が1尾でも止まると移動しないという習性があるので、アタリがあるときに集中して攻め続ける。
ルアータックルについて

①PEライン4~6号 
SFノットフィッシャーマンノットなど。
ショックリーダー80~120ポンド ※1.5~3ヒロ程度
ハリソンズループダブルエイトノットループなど。
※ロッドは6~8f、リールは4000番~8000番台以上

コツ

とにかくナブラを見つけてテンポ良くキャストすること。
また、ジギングの場合には一定の速度や高速でのリーリングをしたり、竿をシャク(ジャークさせる)ることで
変化をつけて魚を誘う。

釣りスポット

世界中の温帯・熱帯海域に分布し、ブリより暖かい海域を好む。
日本では東北地方以南に見られ、特に南日本に多い。
幼稚魚は流れ藻につき、成長すると沿岸域の表層を小さな群れで回遊する。
かなり早いスピードで泳ぎ回りながら、イワシ、アジなどの小魚やエビ類などを捕食する。

美味しい食べ方

美味だが漁獲量が少ないため、価格は手ごろではない。
南日本では盛んに養殖され、天然ものよりも大きなものが市場に出回っている。
身が締まり、脂がのっているため、刺し身や寿司種に向く。照り焼、塩焼きにも良い。
旬は秋。大型になるほど食味が落ちる。
南日本ではヒレナガカンパチもカンパチとして出回ることが多い。
ブリのさばき方参照。
カンパチのピリ辛雑煮

関連リンク

青物ブリヒラマサジグ
他にも、ロッドワークの基本動作として
ワンピッチジャーク
ロングジャーク
ジャカジャカ巻き などが挙げられる。