【バチ抜け】

ゴカイなどのイソメ類が産卵のために、早春から晩春にかけて泥地から抜け出し水面に向かう。その際に、相手の体を固定する為に腕が体から抜け出すのだが、その腕を「バチ」といい、バチが抜け、相手の体を固定することからバチ抜けと言われる。バチ抜けの時期にはシーバス(スズキ)などがそれを狙って食い気があがるため、釣り人にとっても好釣果を期待できる。

地域やその年の状況にもよるが、だいたい大きく分けて1月~2月と4月~5月のゴールデンウィーク前後が本格的なシーズンとされている。また、満月や新月の大潮時にバチ抜けが多く発生することが多い。その際の潮が動くような時間帯を狙って釣行すれば、期待が持てる。また、ゴカイ系のソフトルアーを使用したり、腹がオレンジなどのバチカラー入りのミノーを使用するなどにより攻略を試みることが多い。

一般的には、スローな釣りと言われ、表層や中層、ボトムなど、状況によって喰い方も異なるため、その日、その状況のパターンを見つけることが重要。バチ抜け後のゴカイは非常に柔らかいため、浮いているのを見つけたら、タモなどですくって付けえさにしても最高のアピールになる。